私は2012年に崎山研に配属され、博士前期課程まで崎山先生のご指導のもと研究を行なっておりました。崎山研に所属して、他大学との交流や、国際会議での発表を通じて、多角的な視野を身につけることができました。
また、特に印象的だったのは、研究などの答えは一つでない問答に対して、先生や同じ研究室のメンバーと毎日のように頻繁に議論を行ったことです。これによって、どのようにアプローチすることで最適解に近づけられるのかについての基本的な思考方法を身につけることができたと感じています。
現在は、研究室で培った上記の思考方法や、暗号をはじめとするセキュリティに関する知識を生かすべく、セキュリティコンサルタントとして自動車業界を中心にセキュリティに関する技術動向や法規制に関する支援を行っています。