中曽根 俊貴 2013年度修士修了 大日本印刷(株)

崎山研在籍中は非常に恵まれた環境を与えて頂き、私が最も成長した時期でした。在籍中の3年間で海外での研究発表や国内外の研究者との交流機会に加え、研究の基本的な考え方や進め方、オフの遊び方まで多くのことを学びました。

当時の私は最初の国際会議論文がなかなか採択されず、悪戦苦闘していました。何度かの投稿を通じてはじめて採択されたときの感動は未だに鮮明に覚えています。私は良くできた学生ではありませんでしたが、無事に採択され発表できたのは崎山先生のご指導はもちろん、周りの方々のご協力があってこそだったと感謝しています。

現在、私は企業の研究・開発部門で働いています。幸運なことに、現在でもセキュリティや無線通信に関わる仕事を続けており、学生時代に学んだ知識を活かすことができています。ただ、それ以上に崎山研で学んだ研究への姿勢/進め方や、人との関わり方が自身の強みになっています。

大学を卒業して6年以上が経ちますが、崎山研究室に関わる皆様とは今でも定期的に交流の機会があります。卒業後にこのような交流を通じて刺激しあえるのも崎山研の魅力だと感じています。